ギリギリに起きて着替えて、ゆる夫に車で区役所に送ってもらう。選挙準備の視察に、選挙管理委員の方と回るためだ。
副区長と二手に分かれ、港晴・築港・八幡屋・池島・三先・磯路と投票所の設営を確認し、開票所の磯路小学校の講堂で落ち合った。
区民ホールや区役所の会議室よりは、広い。でも寒い。明日は最高気温が6℃、最低気温が0℃との予想。じっと開票作業を見守るだけの役目なのが、かえって寒そうで辛い。
そして期日前投票の列はもはや6階では収まりきれず、1階のエレベーター前にも続いていた。職員も長時間、誘導で立ちっぱなしだったそうだ。
視察から帰り、行列してエレベーターに乗るのが申し訳なくて総務課長と階段で上る。副区長は毎日6階まで上ってるのに、4階ぐらいで足に来て情けなかった。
11時に区長室にたどり着き、13時半に始まる池島のふれあい喫茶まで少し時間がある。お昼を食べてから行く予定が、メールチェックやなんやで時間が無くなった。自転車も無いしオンデマンドバスも捕まらない。歩いて、池島いこいの家まで行った。
途中、広大な市営住宅の跡地がある。今ちょうど入札中。理想はファミリー向けマンションだが、せめて戸建てをたくさん建ててほしい。
池島地域のふれあい喫茶「げんき」は混んでいて、地域の人たちがそれこそ「元気?」「最近見かけへんから心配してたんよ」と声をかけ合う会話が微笑ましい。私も美味しいぜんざいをいただき、ボランティアの方と話し、捕まえたオンデマンドバスで弁天町に向かった。
家に帰り、お昼にぜんざいだけはさすがに足りなくて、小鍋をつくって娘と先週の「豊臣兄弟!」を見る。ハラハラさせる場面で終わったのに1週飛ぶと聞いて、ハードワークさせられてる上にコレかい、と「いきなり選挙」に腹を立てた。
合間に転職サイトのうち2つを休会に設定し、1つの経歴を書き直す。転職はほぼ諦めてはいるが、生活不安もある。経歴の見せ方で変わる気もして、書き直してみた。
その作業が終わり、再びスーツを着て築港に送ってもらう。前々区長の田端さんと、築港の方と飲み会を設定している。新しくできたイタリアンで、思い出話のお裾分けと料理を楽しんだ。ふわふわの鉄板オムレツと、生地が軽めのピザが美味しかった。
築港の方が、明日は投票所の立会人で5時起きとのことで早めに解散する。港区愛の深い田端さんと、港区のポテンシャルとこの数年の変化を語りながら電車で帰った。
家ではまた、水曜日のダウンタウンの古いクロちゃんの映像を見ながら父子がラーメンを食べていて、時間が1週間戻ったかと思った。日記を書いてるせいで、「先週の木曜日もラーメンだった」のがわかる。
ゆる夫はメニューのバリエーションが少ない。毎週、焼きそばとご飯が出てた時期は、さすがに子どもたちに嫌がられていた。ラーメンは喜ばれてるようで、そっとしておく。
「No No Girls」は次が最終審査のところで終わり、10人残ってるどの子も落としたくないと1年遅れで盛り上がっている。明日は選挙で深夜にしか帰れない。2時間もある最終審査は、月曜日の夜に観る約束をした。
ニュースで伝えられる明日の天気予報に震え、始まっている冬季五輪のフィギュアスケート団体戦の演技に震える。
坂本花織選手がこんなに長くトップスケーターでいるとは思わなかった。エッジの深い、基本の「スケーティング」のスキルが凄い。片足を上げて美しいポーズで滑ってもスピードが落ちず、そのまま幅のある雄大なダブルアクセルを跳んだ。
フィギュアスケートは30年以上追っているが、浅田真央選手の引退と共に少し離れていた。ちゃんと観ないともったいない、と思える坂本選手のショートプログラムだった。
窓の外の風音が強く、ガラスがびりびり鳴る。18歳になり初選挙の娘に、NHKの政策チェックができるサイトを教えて、「自分で考えて投票しなさい、寒くても絶対にオトウチャンと行って」と伝える。
ゆる夫は結婚直後の選挙で「一夫多妻制が公約やから、月亭可朝に入れてきた」とボインの唄を歌いながら報告してきて以来、政治の話はしないことにしている。娘に余計なことを言わんといて、とだけ言った。私もどこに投票したかは伝えない。
明日は長い1日になる。靴に入れるカイロや貼るカイロと、昼間も待機時間が長いので読めていない分厚い本をカバンに入れた。
無事に終わりますように。
あと51日。

