2026年2月15日(日)

 肩が痛い。五十肩のリハビリは2回しか行ってない。治らないまま、湿布を毎日貼り替えている。今日の最初の仕事は「さわやか卓球大会」の来賓。挨拶と卓球の始球式ぐらいなら大丈夫だろうと会場に着いたら、ラジオ体操をやる羽目になった。

 立ち位置がこども達の前で、ごまかしづらい。腕を開く、回す、ひねる動作の全てが痛い。4月になったらリハビリを再開する。絶対にする。

 始球式は西川校長先生を相手に、今年も外した。もうこれで、卓球だのバレーボールだのソフトボールにグランドゴルフの始球式は終わり。運動は苦手なので、解放感がある。

 次は八幡屋地域の避難所開設訓練に挨拶に行く。選挙と重なって延びたため、今日になった。30名ほどが来て、福祉避難所への移送訓練や災害用トイレの設置に取り組んでくれるのがありがたい。

 終わってそのまま、サックスのレッスンに行く。1ヶ月ぐらい空いた。22日にやらざるを得ない曲を聴いてもらい、本番用のリードを選ぶ。私がイケてないリードで脳の血管が切れそうになっているので、薄くて鳴りがいいものを探してもらった。不安しかない。

 レッスン後に30分、自主練をしてサックスを担いだまま美容院へ行く。白髪染めが終わってからのシャンプーで、意識が遠のく。眠い。

 そこに、若いスタッフがタオル越しとは言え耳の穴に長い爪で指を突っ込んできて、ギャッと言いかけた。顔にタオルがかかっていて状況把握もできない。怖い。有線で「怪獣」が流れているのも、緊張感を煽る。サカナクションは大好きやけど、美容院でかけてええ曲ちゃうやろ。

 店を出て、気分転換にすぐそばの「星空スタンド」に立ち寄りかけ、サックスの重さに諦めて帰る。

 ゆる夫と娘は映画に行き、息子は幼なじみの女子3人と「ハリガリ」というゲームをしてゲラゲラ笑っていた。

 パソコンとPTAの書類を持って寝室にこもり、最近使ってる生成AIのClaudeに総会資料を送って「PTA会長の業務効率化の提案」を依頼する。

 業務の重要度のランク付け、会議の時間数の計算と時給換算、会長への権限を分散する視点、オンラインツールによる効率化など、たった数分で鮮やかに課題を細切れにして整理してくれる。出てきたステップを踏んでいくだけ。

「管理職」という立場の危機を強く感じる。部下に考えさせて、鍛える意味で明確な指示をしないケースもあるが「業務の見積もりと優先順位、部下のスキルと時間的余裕」を総合して指示を出すのはマネージャーの仕事だと思っている。

この「部下のスキルの見極め」や「相手の気持ちを思いやった声かけ」ができない人は、仕事が無くなる。AIを使いこなす世代は、AI以上の学びやモチベーションの上がるフィードバックが上司の回答に無ければ、質問しなくなるだろう。怖い。

 管理職になったら「No No Girls」を観て、ちゃんみな師匠のリアクションやコメントに学んだ方がいい。他のリーダー経験者と話していて「あれって、細かく見てないとできないフィードバックですよね」と盛り上がった。人間にしか、できない。実はそれすらも、危ない。

 教師の動きや生徒の反応を全て録画録音し、分析して改善点を指摘するツールも出てきている。そうなると「この人に褒められたい」という実力と人間性が管理職の大前提になってくる。特にClaudは触ってて怖い。

 現役のPTAに「作れません(=作って)」と言われたOB会の案内状をAIで作ってメールを飛ばし、パソコンを閉じた。結局、使える人間に仕事が集まる。パソコンが職場に入った時と一緒だ。

 こども達はまだ遊んでいる。オンデマンドバスを呼んで、最終日の「星空スタンド」にまたも行ってしまう。

 細切れにしか休んでないんやからええやろ、と自分に言い訳をして「酒屋八兵衛 Nero」というカッコいい黒猫ラベルの日本酒を飲む。スピーカーからは、ちゃんみな師匠の「ダリア」。熱い。

 みんな酔ってて、笑ってて、音楽がある。

 酒好きだと思われているけれど、私はラフなお酒の場の空気が好きなだけだ。アルコールに強くもない。1杯だけ飲んで十分に満足し、帰りは歩いて帰った。

 夕食は昨日のカレーを食べ、死体を埋める涼ちゃんなんか見たくないけど「リブート」を見て、娘が生チョコを作った残りを分けてもらった。休日の夜が過ぎていく。

 あれほどフィギュアスケートファンだったのに、ほぼ追えていない。子どもと一緒に何かを見る時間を優先してしまう。男子シングルの結果だけを見て、番狂せに胸を痛める。

 肩の痛みがひどくなり、低周波の治療器をつけて寝た。

 あと43日。

災害時に車椅子で入れる広い仮設トイレ。名前を「ドント・コイ」と言う。