2026年2月16日(月)

 8時半からオンライン会議があり、家から出る。今年度からスマホ対策に力を入れており、中学生を主体に意見交換をするイベントの開催について打ち合わせをする。いろんな国で10代のSNSが規制され始めている。マスコミにも取り上げてもらい「課題を話題に」して大人も子どもも行動を具体的に変える機会にしたい。

 会議の後は、歴代PTA会長をしている地元の小学校に走る。芝生のスプリンクラーのメンテナンス代の分担金を、持って行った。少しだけ校長先生と今後の芝生の管理について話して、学校を出た。

次は、娘の高校へ行く。午前中いっぱいは休みにしている。本数の少ない電車に乗り、駅から大きな橋を渡り、川を眺め、娘の青春を刻んだ写真を1枚撮る。

卒業制作展の最終日、娘に案内してもらった。日記を書き始めた頃に「卒業制作でワンピースをつくると言い出した、絶対に手伝わされる」とビビっていたが、たまにミシンの不調を聞かれるぐらいで野菜柄のワンピースとニットのヘッドドレスを仕上げていた。

 特にファスナー付けや袖の処理が丁寧で、私よりずっと洋裁に向いているのかもしれない。小さい頃、近所にあった手染めの毛糸屋さんにかわいがってもらい、ハンドクラフト好きに育ったのも大きい。

友達6人と自画像に「好き」をコラージュし、リボンで結んだ作品はいかにも女子高の友情っぽい。異性トラブルや無遠慮な格付けに翻弄されることなく、他の生徒の作品も思いのままに創作と学校生活を楽しんでいるのが伝わる。

 私も高校だけ女子高だった。友だちに「お母さんに似てるね」と言われて照れる娘が愛おしい。2月27日には、もう卒業式。

ただ、同じ美術を志す仲間が集まる以上「圧倒的な才能」にぶつかったこともあったと思う。とんでもないバリエーションと力量・熱量の作品を出している生徒が数名いた。

 同い年に圧倒される経験が、次の「自分の持ち場」を探す起点になる。勝ち負けの世界ではない。自分の才能と立ち位置をメタ認知するのが、最初の一歩だから。道に迷っているオカアチャンが言うことちゃうけどな。

一通り作品を見て、電車に乗る。港区までは少し遠い。阪神電車を乗り継いで九条に行き、オンデマンドバスで港区役所に行くという新たなルートにチャレンジした。

 途中、弁天町駅で杖をついた年配の方が載って来られて高齢者の外出を支える「ラストワンマイル」として機能しているのを目の当たりにして、嬉しかった。普及啓発にも気合いが入る。生野区に最初に導入された時から、自分のミッションだと勝手に思っている。

 

昼から課長会。選挙のお礼を言い、各課の報告を受け、必要な指示をする。区長会の報告では「やった感だけの仕事が出てきた時は、その仕事の結果を使う努力をするか、そもそもムダ仕事を発生させないよう阻止するか」、麻痺してスルーしない方がいいよという話をした。

 行政かつ大きな組織なので、わかりやすい数値化を求められるのは理解している。でも、できるだけ減らしたい。

 レクが続き、決裁をし、メールを打ち、広報紙の最後のあいさつの校正をする。寂しい。

 明日は生野区の学校跡地の視察に同行することになっている。資料を作りかけて終業時間になり、帰ってからやることにして職場を出ようとメールを見たらイラっとするネタが飛び込んできた。

 詳細は書かないが、資料作りに加えてその仕事で2時までかかった。所属長として何年も伝えてきたことが、全く伝わってない。所詮は「ヨソモノ」やねんな。

 任期が終わる寂しさを「早く解放されたい」が初めて上回った。疲れ切って寝た。

あと42日。

 

すれ違ったら二度見されそうな野菜柄。