2026年3月24日(火)

 隣の家から「行け行け行けーッ!!!」「ギャーーーッ!」という野太い男の声で目が覚めた。時計を見ると4時過ぎ。前にもあった。

 サッカーの試合でも見ているのか、ゲームの実況でもしているのか。よほど壁を叩いて黙らせようかと思ったが、昼間にこどもしかいない時に逆恨みで報復されてもイヤなので、布団に潜って1時間以上続く大声に耐えた。

 もう一度うとうとして、いつもより遅めに起きる。3連休で休めなかった分、年休にしておいてよかった。

 子どもたちも春休みで、娘は高校に作品を取りに行くとメイクして出ていった。友達とお昼を食べるそうで、お金を渡す。バイトは先日5カ所目に面接に行き、結果待ち。感触はよくなかったようで、「厳しいかも」と落ち込んでいた。

 ゆる夫がいつもは子どもの朝ごはんは用意しているが、私がいるので何もなく、ホットケーキを焼いたら娘も元気に食べて出ていった。ゆる夫が絶対に作らないものの一つなので、喜ばれる。

 息子も春休みで部活を辞めて暇そうで、天気もいい。グラングリーン大阪とミセスのコラボを31日までにもう一度行こう、と約束していたのを思い出して連れ出す。トレーナーもカバンもぶら下げたキーホルダーも全部、ミセスのグッズで固めた息子を連れ、こっちはスーツで梅田に向かう。

 移動中、そう言えばオトウチャンに頼んでた塾の体験って決まったん?春休み講習もう始まるで、と聞いたら何も動いてないことが発覚。

 その場で息子が行きたい塾のリンクを開き、無料体験を申し込み、電車が梅田に着くころには着信があった。電車を降りて電話をし、今週の土曜日は体験が埋まってる、4月7日ならって春休み終わるやん。

 金曜日の夜は送別会も無いから必死で区長室の片づけをしようと決めてたのに、そこで息子を連れて塾に行く段取りにする。ゆる夫に行ってもらいたいけれど、もう信用できない。何も決められないか、塾の営業にやられて高いコースを決めてくるか。

 進学塾の校長経験もあるので、私が行く方がいいのはわかっている。大阪市の塾代助成は使えるか、質問もしておいた。結局、職場でも家でもマネジメントに追われる。

でも、せっかくのこどもと過ごせる時間をカリカリしてたらもったいない。気持ちを切り替え、芝生で思い思いに過ごす人々を眺めつつ、フォトスポットにたどり着く。流れてくる「ニュー・マイ・ノーマル」にうっとりする。

 建物の中はずっとミセスが流れていて、フェーズ1の曲に気づく度に息子が小さく喜ぶ。コラボのアップルパイを買い、今度あるライブのセトリを予想しながら、お昼を食べた。

 ヨドバシカメラを少しうろうろして、息子だけ地下鉄に乗せて帰らせた。少し不安そうに去っていく背中を見送り、仕事モードに切り替えてカバンを持ち直す。

 阪急梅田を出て某大学のキャンパスまで来て、勘違いに気づいた。ちゃうやん、行き先は似た名前の別の専門職大学や。

 延々とJR大阪駅の西口まで戻り、まだ時間に余裕があったので日記を書いて時間を潰した。

 時間になり、今後の仕事に関わる面談のような意見交換のような時間を過ごした。知らない分野は、勉強になる。ただ働くとなると、目の前の仕事で精一杯で考えられない。

 終わって一旦、家に帰る。スーツから少し楽な格好に変えて、メールを何本か出して、娘に頼まれたカバンをネットで注文して家を出る。歩いて余裕で間に合うと思って出たのに、意外と自転車で行くより遠いやんかと途中から走って港区役所の送別会に出た。課長代理まで集まっている。

 なんばの地酒蔵、たまに系列店を使う。日本酒好きな私のために選んでもらって、ありがたい。でも昨日も日本酒たくさん飲んで、今日もまだ火曜日で、明日は朝一で大事な仕事もある。

 でも、共に2回の選挙、国勢調査、万博、区制100周年、学校再編にいろんな土地の活用、山ほどあるミッションを共に乗り越えた「チームみなと」の送別会、ついお酒が進んでしまう。

 何十人もの職員からのメッセージが貼り付けられた、寄せ書きをもらって感激した。いつの間に。企画してくれた職員にも感謝する。

 職員全員に寄り添えたわけではないし、特に生活支援や保健福祉は副区長が保健福祉センター長なので、直接話す機会のなかった職員もいる。

 私は「書くこと」で毎月想いを伝えてきたので、メッセージに「区長室だよりが楽しみでした」「身近に感じていました」というコメントがあって、泣いてしまう。

 もちろんここにメッセージの無い、私に不満のある職員だっていて当然で、その行間も合わせて宿題と思い、寄せ書きをありがたく受け取った。

 最後の挨拶をしている時、流れてきた「lulu.」にも情緒をかき乱され、「花束はたくさんもらってはるでしょうから」と総務課長の計らいで苺をもらい、みんなが作ってくれたアーチをくぐって外に出た。

 副区長と「ええ職場やなぁ」と幸せを分かち合って帰った。ホンマにありがとう。

 余韻を抱いてミセスを聴きながら歩いて帰り、でっかい苺を家族で1人1個ずつ食べて、「ばけばけ」で錦織さんの帽子が出てきて泣き、泣き疲れた子どものようにバッタリと寝た。

あと8日。

 

直前までイラストを描いてくれていたそうで、宝物をありがとう。