今日は天王寺からBRTと言われる急行バス路線「今里ライナー」に久しぶりに乗る。初めて走った時の式典に行った。15分に1本が売りだったが、30分に1本になっていた。
田島五丁目で降りて、歩く。昨日のEIGHT JAMのランキングで知った「スーパー登山部」の「燕」を聴く。湧水のようなきらきらの歌声が満ちてくる。フォークやジャズの要素も感じる演奏も曲の展開もすばらしい。
でも急にある声を思い出し、切り替える。斉藤由貴の「MAY」。ああ、透明感。今日も生野の空は広い。
田島南小中一貫校の正門に着く。こちらも何度も通った日々を思い出す。再編前後を知る校長先生に苦労話を聞き、学校をひと巡りした。中庭の人工芝生で、子どもたちが伸び伸びと運動をしている。
小中一緒の図書室には司書さんがいて、どちらの蔵書も読める快適な空間を作ってくれている。学校が落ち着くまで、いろんな方に苦労をかけたが、その中で9年一貫の「生きる教育」を続けてきたことに感謝する。
NHKで先日、1時間番組が放送された。性・生教育と国語力の育成を軸に、子どもたちが安心して自分の悩みを言える「受援力」を育てている。廊下の壁には「こどもの権利条約」が貼ってあった。
港区も一貫校ではないが2中の再編が令和9年度、3小の再編が令和11年度に決まっている。担当者も共に現場を見て話を聞き、準備で気をつけるべきことを確認した。
行政の仕事にはスパンが長いものもあり、生野区長時代に決めて結果を見ていないものもある。生野区役所の裏に生野警察署の移転が行われた時は、決めた時に苦労してくれた担当者と見に行きたい。
昼からは、港区の課長会。契約事務審査会には「選挙当日の弁当の公募型プロポーザル」や、布団や投票箱を運ぶタクシーの契約が入っていて、クソ真面目な行政のルールとあまりに短期な選挙スケジュールを実感する。
選挙の翌日、翌々日をしのいだら祝日なので、開票事務に出られない人を窓口に配置したり、会議を入れるのを避けたりして、健康管理に配慮したマネジメントを依頼する。
参院選は2時までかかった。ほとんど寝ずに翌朝9時からの業務に従事するのをなんとか避けたいが、人数の少ない区役所ではやむを得ない。
選挙の翌日は全国的に役所は最小限の休日機能だけに絞り、事前に周知すれば閉まっていても問題はないと思う。3連休の時は、普通に役所を閉めているのだから。
何度か伝えているが、議会で取り上げてもらわないと変わらないのが虚しい。今回の選挙事務の負担や理不尽さは、いろんな自治体の長から声が上がっている。
今度は池島小学校に打ち合わせに行く。築港の店舗&コミュニティデザイナーの方と、空き教室のリノベーションを子どもたちと進めてきた「池島小UPCYCLEプロジェクト」の続きをどうするか、年度末で私も校長先生も退任のため、話し合った。
夏に、壁塗りをした。アーティストの方も関わって、子どもたちが好き勝手に塗った後に、マスキングテープをはがすと模様が出るようにして塗った。熱心な子が1人いて、こうして多様な大人に会うことで「やりたいこと」「なりたい自分」を見つける手伝いができればと思っている。
年度内に部屋を一旦、使えるようにすることでまとまった。
戻って隙間時間に、レクやメール処理をする。広報紙2月号のコラムの締切が過ぎていて、慌てて書いた。
18時前に職場を出て、鶴橋に向かう。転職サイトからアプローチのあったスタートアップ企業の「カジュアル面接」というものをオンラインで受ける。職場で受けるわけにいかず、次の予定があるので近場のカラオケボックスを借りた。
部屋に入ると隣がミセス好きらしく、「Blizzard」に続き悲鳴のような「天国」が丸聞こえ。「lulu.」に入ったところで部屋を変えてもらった。高音が出ず悶える歌い手には悪いが、こちらは人生の岐路に立っている。
オンラインでの面談は、就職のためのものというより事業内容にかかる意見交換で有意義だったが、東京に週2〜3回通うのはやはりできない、外部委託の形も可能ならと伝えた。
カラオケにやっとjo0jiが入ってるのを確認し、高音に苦しめられつつミセスの「Magic」を歌ってから出た。隣の部屋の人を笑えない。この歌の個人的ハイライトは「優しい人で居たいと痛いが止まんない」に尽きる。
コリアタウン近くの韓国料理屋に行く。午前中に会った田島南小中一貫校の「生きる教育」チームの一人に誘われた飲み会、有識者・社会活動家・NHKのディレクターやカメラマンも共にドキュメンタリーの撮影や授業に関わった人の話を聞けた。
話題の中心が常に「こども」だ。
「家での辛さを忘れるほど、学校が楽しくて授業が面白くて、笑っていられる場所を作る」
その中に将来まで役立つ、言葉の力や生きるために必要な思考力、対話力を育てていく。笑いと共にあの場面、この場面の裏側が語られて熱かった。ずっと聴いていられる。
小中一貫校になったことで、教職員が相談しながら9年間、子どもを見守り伸ばすことができるようになったと感謝された。少し、報われた気がした。
帰って、子どもたちと「リブート」の残りを見て、日記を書きかけて寝落ちした。
あっという間に書き始めてから30日経ってしまった。まいにち情報量が多く、インプットに対して思考が巡る。取りこぼしたくなくて、つい長くなってしまう。積み重ねたテキストの多さに、自分でビビる。
あと70日。

