朝から本庁に行く。区長会のこども・教育部会長をしているので、会議が他の会議も重なり年に1回ほどのリアル開催となったからだ。
区長になりたての頃は毎回対面で、子どもを保育園に送ってから区長会にバタバタと滑り込むのをよく笑われていた。保育要素が無くなっても、わりとギリギリファイターズなのは変わらない。注意欠陥のところがあり、失くしたり迷ったり。
今日は早めに着き、他の区長と情報交換をして開始を待つ。この時間に、新米区長の時は本当に救われた。民間出身なのもあって、わからないことだらけだった。
会議は別の重い会議を挟んで、昼前に終わった。
お昼は本庁の中の小部屋で買った弁当を食べながら、メールと決裁の処理をする。この10年でテレワーク環境は格段に進んだ。あとは業務用AIがもう少し、なんとかなってくれれば。
午後は教育委員会の学校適正配置の担当に、次回の部会の議題のレクを受ける。気になる文言を直し、もう耳タコだろうけど教育環境整備への想いをくれぐれも言い残す。
区役所に戻りレクがバラバラと入り、区民センターに行く「港区防災ミーティング」が2年ぶりにあり、区内の企業と地域防災に関わる方が意見交換をする会だ。
仙台市が万博会場で出展していた際に、津波のリスクを可視化した「段ボールジオラマ」を出していたのを、港区で活用させてもらっている。港区にとって、小さな万博レガシーだ。みんなで自分の住んでいるところ、会社のあるところが赤く染まっているの指さして、危機意識を共有していた。
会場には大阪市の市民活動ポータルを受託している、生野区でソウルメイトのように色んな「コト」を起こしてきた木村和弘さんことキムラ~がいて、急に時間が戻る。「おもてなし防災」の説明と、最後にまた一緒に起こしている「コト」である「力持ちマップ」の説明をした。災害時に力を貸してくれる人を、オープンチャットでゆるくつなげる仕組み。港区からスタートして、いずれ24区に広げたい。
終わって区民センターから直帰し、息子とミセスグッズをあれこれ身につけ地下鉄に乗る。
オカアチャンうっかりでごめんやで、グラングリーン大阪の北の方やったら御堂筋線の「中津」で降りるはずが「梅田」で降りたせいで迷いまくった。中之島こども本の森から持ってきた青リンゴを見つけた時は、ホッとした。息子よ、そこにあるサインは大森元貴やない、安藤忠雄センセイや。
展覧会はこれから行く方もいるだろうから自粛するが、俺の脳の中を見せてやるというゴーマンなコンセプトに、伝説のギタリストのバンド名が「The Jimi Hendrix Experience」なのを思い出す。ジミ様を体験させてやる。会場は、繊細でカラフルで多動で人間不信なミュージシャンの思考を「体験」とまではいかないが、のぞき見した気になる空間だった。
たくさん支えてもらったこと、新曲だコラボだ一番くじだライブだと、息子ととのわくわくをたくさんもらった日々に感謝。
息子と夕食を食べて帰る。そこからミセスのライブDVDを見て「月とアネモネ」の歌詞に悲しくなる。
「全部全部 私が悪いから 解ってるから 気づいているから ごめんね 全部は背負いきれないや」
会場にあった直筆の文字に、見入ってしまった。他人から見れば「逃げた」は、自分から見たら「解放する」ことになる。この歌を書いてから10年以上、荷物を増やし続けている彼が幸せでありますように。
スケジューラーを開き、明日の荷物をいくつか確認して寝た。娘は明日、帰ってくる。
あと28日。

